シナリオ:軍神、降臨す
- 1548年12月 軍神、降臨す
- シナリオ概説
- 開始直後に発生するイベント
- プレイ武将別解説
- 大名プレイ
- 長尾景虎
- 松平広忠
- 武将プレイ
- 小早川隆景(家臣)
- 長尾政景(家臣)
- 直江景綱(城主)
- 足利義輝(家臣)
- 大友義鎮(家臣)
- 河副久盛(城主)
- 固有国人衆
- コメント
1548年12月 軍神、降臨す
シナリオ概説
長尾景虎が当主に就任した直後を描くシナリオ。
また、織田家では信長が元服している。
- 長尾家以外でプレイすると、意外にも長尾家が伸びない。 原因は東の越後上杉家との無期限同盟&南の上田長尾家との婚姻同盟のために侵攻先が限定されてしまう為。気が付いたら武田家に押されて越中に降臨していたりする。
- 「上杉定実が死亡したら越後上杉家を吸収する」「越後上杉家が存在しない状態で、長尾家と上田長尾家が婚姻していたら上田長尾家を吸収する」といったイベントを作成すれば情勢が変わる(・・・かも)。
- 東北は天文の乱が終結したが、その影響により同盟関係が完全に崩壊している。この為、他シナリオに比べて伊達家や南部家が伸びるスピードが速い。
- 大抵の作品では管領細川家と三好家がそっくり入れ替わるパターンが多いが、このシナリオでは細川家がまだ生き残っており、両者併存している。
- このシナリオに限らず、三好は政権獲得後あまり勢力拡大しなかった史実を反映してか、自分からは動かない。そのため、いつまでも細川が滅びないということが多々ある。
開始直後に発生するイベント
- 武田家
- 武田晴信:歴史イベント「幸隆仕官」、戦国伝(大)「諏訪侵攻」
- 長尾家
- 長尾家所属の武将:歴史イベント「軍神、降臨す」
- 長尾景虎:歴史イベント「さらば、定実」(1550年前後に発生)後に、戦国伝(大)「家中統一」
- 北条家
- 北条氏康:ムービー「氏康躍進」、戦国伝(大)「受け継がれし者」
- 毛利家
- 毛利家所属の武将:歴史イベント「陶隆房の孤独」
- 毛利元就:歴史イベント「嵐の予感」(1549年3月前後に発生)後に、戦国伝(大)「厳島の戦い」
- 織田家
- 織田家所属の武将:ムービー「濃姫輿入」
- 織田信秀・織田信長:歴史イベント「信秀の死」(1549年前後に発生)後に、戦国伝(大)「家中統一」。なお、織田信秀プレイ時は信長へ変更、織田信長プレイ時は大名に昇格する。
プレイ武将別解説
大名プレイ
長尾景虎
★「おすすめ」ボタン対象武将
家督を継いだ直後の若き景虎を筆頭に柿崎景家や宇佐美定満など優秀な人材を抱えており、シナリオタイトル通り本シナリオの主役となる勢力でイベントも充実している。戦国伝は「家中統一」から始まり、開始程なくして上杉定実が死去するイベントにて発生する。
当シナリオでは最初から長野家と同盟を結んでいるが、関東進出を容易とする為に早い段階で倒し、優秀な業正や上泉信綱を配下としておきたい。
戦国伝を進める前提の攻略の場合、最大の障壁となるのは「北条征伐」における対北条戦。唐沢山城防衛に成功すれば佐竹や宇都宮ら関東諸侯が同盟を求めてくるので、それを利用して早い段階で一気に畳み掛けたい所であるが、一番は武田と同盟を結んでおく事でこれにより攻略は楽になる。ただし、「北条征伐」クリア→「川中島の戦い」発生によって同盟は解消されるので注意。
「川中島の戦い」達成後の戦国伝「上洛」で北陸ルートを使い、一気に畿内まで進出する事になるだろうが、武田と同盟を結び直せば容易となる。固有政策の「遠征軍支援」は早い段階から行っておきたい。
松平広忠
史実では数年で変死し、今川家に吸収されるが自分でプレイすることでイベントは発生しなくなる。
織田信長が元服し、「美濃の蝮」からさらに強くなった織田家の脅威に晒され続ける。
今川の援軍を呼んで籠城戦で敵を壊滅させ、三河の領地を奪い返すことが当面の目標になる。
…と思いきや、主家が織田家と同盟を結ぶことで攻め口が無くなることもある。
その場合清洲を狙っても良いが斎藤からの猛攻を受けることになる。
首尾よく進むと尾張へ進出することになるが那古野城を落とすと今川から独立することになるため、
考えなしに進むと突然背後から責められることになる。事前に防衛要請を出して停戦期間中に那古野城を落とし、独立直後に今川と長期同盟を結びたい。
武将プレイ
小早川隆景(家臣)
★「おすすめ」ボタン対象武将
毛利家臣の一門衆として優秀な人材の下、中国制覇の戦いに躍り出る。
と、思いきや開始から半年ほどで尼子に滅亡寸前にまで追いつめられる。主家の大内は援軍を送ってくれない。
自領を発展させて城の兵を損なわずに戦えるようになれば比熊山城も取れるようになる。
一度軌道に乗ってしまえばその後の勢力拡大は約束されたようなもの。
むしろ外交をしない分AIの思考に歯止めが利かなくなり、全方位を敵に回した上でことごとくを打ち破っていくだろう。
長尾政景(家臣)
上杉謙信の姉婿である政景は南越後の小大名、上田長尾家の跡取りとして始まる。
家臣として数年が過ぎると父が死亡し、大名になる。沼田城は背後の長野家がサポートするため落としづらく、状況が膠着しやすい。
北条高広が長尾家から謀反することが多々あるため、すかさず落とせば越後上杉家を攻める足掛かりとなる。
直江景綱(城主)
広大な越後は政治能力の高い景綱にとってうってつけ。
多くの場合、戦線が飯山城や沼田城付近で停滞するので、早くから築城を行い、長期的な視点で兵力を増やしていこう。
越中->能登->加賀->飛騨と落としてから北信濃の武田を狙うと、上手く物量差を作ることが出来る。
同様に岩代->岩城->下野と攻略することで北条を複数方向から攻めることが出来るだろう。
足利義輝(家臣)
史実ではこの頃すでに将軍職を譲られていたらしいがこまけえこたあ気にすんな的な。齢13にしてすでに一の太刀を習得し大の大人を震え上がらせる神童だが、周辺勢力とは36ヶ月以上の同盟関係にあり、上級超級で一番危険な時間帯である、スタートでのフルボッコもとてもマイルドでその太刀を披露する機会に恵まれない。ちょうど同盟が切れるか切れないかの頃(1550年前後)に父義晴が死んで第13代征夷大将軍に就く(就けないかもしれないので城主にはならないこと)。
将軍になったころでもまだ周辺に目立った強国はないだろう。織田家は信長が当主になった頃でまだまだ今川の圧が強いし、三好はシナリオ概説にあるように領土拡大にあまり積極的でない(プレーヤー勢力にはつっかかってくるけど)。鈴木家はときどきやけに伸長するので目を離さないこと。
なのでこちらから能動的に動くことができる。幕府役職をちらつかせて諸勢力を操っていこう。
すなわち、ゲーム的にはぬるい。
配下には細川藤孝、森田浄雲、特典武将を登場させていれば出雲阿国や名古屋山三郎など。
なぜか剣豪型が習得する民心掌握は特に民忠の低い山城ではありがたい。
大友義鎮(家臣)
後の大友宗麟。全武将で唯一最初から「大筒」を覚えており、御役目や野戦では無敵である。
本人プレイだと「二階崩れの変」が発生しない為、当主の義鑑がゆるゆる長生きして府内館から一番近い四国地方に進出する。
順調にいけば周辺勢力に武家を各個撃破されて豊後と伊予に勢力を築くことになる。
義鑑が死亡して家督が譲られる頃に勢力がどうなっているかは想像つかない。
伊予を手にした分、選択肢は増えているのでポジティブに行動しよう。
大名になると、改名イベントはなぜかちゃんと発生して大友宗麟になる。ドン・フランシスコにはなりません。
河副久盛(城主)
最盛期尼子家の東方軍を担当。開始から八橋城・津山城を持っている上に配下もそれなりに優秀。
が、尼子家は武家が乱立している問題があり、連携が取れない。比熊山・山吹は程なく毛利・大内に取られてしまうだろう。
南の浦上の侵攻を抑えつつ、山名・一色・波多野あたりを吸収することが目標になる。南に出てもいいのだが、浦上はそれなりに強い上にその奥の三好がちょっかいをかけてくるので注意。
開始直後から津山城に仏寺を奨励し、寺町を乱立して仏堂を作れば兵数は確保出来るだろう。八橋城は川があるので、水田+武家町でOK。
また、規模1でいいので米子に築城しておきたい。道が充実している上にすぐ北の商業港がこちらに属するため、港町+御用商館で金・鉄の確保が大きく捗るだろう。
固有国人衆
国名 | 地名 | 武将名 | 登場年 | 没年 | 備考欄 |
---|---|---|---|---|---|
羽後 | 本堂 | 本堂忠親 | 1521 | 1599 | |
陸中 | 岩崎 | 和賀義勝 | 1522 | 1575 | |
陸前 | 陸前黒川 | 黒川晴氏 | 1538 | 1599 | |
常陸 | 行方 | 愛洲宗通 | 1534 | 1590 | |
相模 | 足柄 | 風魔小太郎 | 1547 | 1613 | |
甲斐 | 岩殿 | 小山田信有 | 1534 | 1552 | |
身延 | 穴山信友 | 1521 | 1560 | ||
遠江 | 井伊谷 | 井伊直盛 | 1521 | 1560 | |
尾張 | 黒田 | 前野長康 | 1543 | 1595 | |
越前 | 鰐淵 | 富田景政 | 1540 | 1594 | |
北近江 | 朽木谷 | 朽木稙綱 | 1513 | 1549 | |
伊賀 | 伊賀 | 百地三太夫 | 1532 | 1591 | |
大和 | 越智 | 越智家増 | 1534 | 1577 | |
柳生 | 柳生石舟斎 | 1542 | 1606 | ||
興福寺 | 宝蔵院胤栄 | 1536 | 1607 | ||
紀伊 | 十ヶ郷 | 土橋重治 | 1541 | 1595 | |
根来 | 津田算長 | 1514 | 1568 | ||
宮郷 | 太田定久 | 1546 | 1590 | ||
筑前 | 鳥栖 | 筑紫惟門 | 1546 | 1567 | |
北肥後 | 菊鹿 | 隈部親永 | 1531 | 1588 | |
菊池 | 菊池義武 | 1520 | 1554 | ||
大隅 | 蒲生 | 蒲生範清 | 1539 | 1574 |
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- 最終更新:2021-10-12 13:30:16